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レンタカーで移動
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山のホテル夢想園・朝 |
Second Life |
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7:00起きて直ぐ小雨の中、大露天風呂に入る。 8:30『山のホテル夢想園』の朝食は1階山小屋風展望レストラン。 霧雨の向こうに煙って見える湯布院の街を見ながら朝食。 |
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山のホテル夢想園・朝 |
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夢想園10:30チェックアウト。 今日は黒川など観光しながら山川温泉へ向う。 やまなみハイウェーをしばらく走り右にそれ、12:00、10月に開通して話題の『日本一の吊橋』九重夢の大吊橋に着く。 |
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『日本一の吊橋』九重夢の大吊橋 |
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気軽に渡るつもりが、渡り始め中ほどで下を覗き込むとあまりの高さに高所恐怖症の自分には耐えられない怖さ。引き返そうと思うが、そうもいかずMに笑われながらなんとか我慢して往復する。 吊橋は長さ390m、高さ173mこの狭い橋上の空間に数百人以上の人が乗っているのだから考えるだけで怖くなる。 休日ともなると橋の上は人で埋まりなかなか前に進まないほどだという、休日でなく本当によかった。 橋の右に有名な『震動の滝』が見えなんとか写真を撮る。 |
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『震動の滝』 |
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九重からは林道のような曲がりくねった山道を走り13:30黒川温泉郷に着く。 |
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黒川温泉郷 |
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黒川温泉 町営駐車場に車を置き温泉街を歩いてみる。ひなびた雰囲気で落ち着いたいい温泉。 湯布院とは対照的で静かでゆっくり出来そう。30分程で車に戻り山川温泉にむかう。 山川温泉・小杉庵、どちらのキーワードもカーナビに出ないので道路標識を頼りに走る。 14:30迷う事もなく山川温泉『小杉庵』に到着。 山川温泉『小杉庵』は民芸調で茅葺屋根の小じんまりとした宿なかなか風情があって期待できそう。 湯布院が余りに騒々しかったので静かな山里の風情はほっとする。 |
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山川温泉・小杉庵 |
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囲炉裏のあるフロントでチェックイン。 部屋は一階一番奥、小さな畳の小部屋がついたツインベッドルーム。 |
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着替えて早速宿自慢のお風呂へ。小杉庵のお風呂は5つあり全て貸切風呂。 格お風呂へは一階中ほどの出入り口から下駄を履いて庭を通っていく。 出入口右に直ぐ足湯があり、お風呂は渓流沿いに5つが並んでいる。 |
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山川温泉『小杉庵』5つ全部が貸切風呂 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
早めのチェックインで客も少なく、一番奥の露天風呂から順に全部入ることが出来た。 風呂入口にかけられている「空」木札を裏返し「入浴中」とすると貸切になる。 最初の露天風呂からの眺めは遠く田園風景がのどかでいい。 |
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始まりの湯・切岩風呂 5つのお風呂で最初に出来た |
岩風呂 露天風呂 |
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ひのき風呂 |
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風呂のはしごも進んで行くと、浴衣を脱いだり着たりが少し面倒になる。 どのお風呂も情緒がありいいお風呂だ。 由布院の宿の150畳の大露天風呂もいいが、お風呂はやはり静かにゆっくり入れるのが一番。 |
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せせらぎの湯 |
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足湯 |
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5つの貸切湯全部制覇して昼寝。 耳に入る音は河のせせらぎだけ、本当に静か。 うとうとした18:00夕食の案内があり食事処へ。高い天井の広間に数家族がそれぞれの座卓を囲んでいる。 席に着くと早速料理が運ばれてくる。料理は山川の地鶏会席。 |
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先付 胸身・肝・砂づり刺身三種 |
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鳥骨付きもも姿焼き |
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鳥水炊き・鳥雑炊 |
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地鶏会席料理は素朴な内容で質量ともに満点。 |
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22:00一眠りした後、もう一度お風呂へ。 どのお風呂も入浴中、足湯に浸かって待って最初に空いた岩風呂へ入る。 帰りに又川のせせらぎを聞きながら足湯につかり部屋へ。 23:00就寝。 |
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レンタカーで移動 |
今日も朝から雨『山川温泉・小杉庵』8:00朝食 |
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原尻の滝と吊橋 |
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9:30チェックアウト、今日は大分県竹田市から高千穂へ行く。 442号を小国から豊後竹田へ、右に進んで、日本の滝百選の一つ原尻の滝に寄る、町で゛東洋のナイアガラ゛とうたっている滝で田園風景の中に突然浮かび上がった感のあるとてものどかな景観。 近くに木のつり橋、素朴で風情があって九重の大吊橋に比べ手作りの温かみがある。 竹田に戻り滝廉太郎の『荒城の月』モデルとなった岡城跡に行く。 天守閣も何も無く、石垣だけの城跡が余計『荒城の月』を連想させてくれつい歌を口ずさむ。 『荒城の月』を知っている人は皆例外なくここでは口ずさむことだろうと確信する。 |
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滝廉太郎『荒城の月』岡城跡 |
滝廉太郎 |
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竹田から高千穂へは遠く右に阿蘇をみながら、所要1:30程で到着。 高千穂は天孫降臨の地。そこらじゅう一種独特の空気に神話の世界にタイムスリップの感。 13:00高千穂・天岩戸神社へ。 駐車場からすぐにうっそうと森に囲まれた境内の中は静まり返って更に神々が宿っている雰囲気。 |
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『天岩戸神社』 天岩戸神話を伝える神社は、天照大神がお隠れになった天岩屋戸を 御神体とする西本宮と、大神をお祀りする東本宮にわかれている。 |
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神社奥から一度車道に出て渓谷沿いの道に入り10分程歩く。 そこには巨大な空洞があり一面に参詣者が願いを込めて積み上げた無数の石積み。 ここ天安河原は天照大御神が岩屋に篭り世が闇に閉ざされ、困った八百万の神々が集まり相談をした場所。 高千穂の夜神楽の始まりとされている。 岩屋の前で天鈿女命が舞い踊り、その様子を見ようと天照大御神が岩戸を少し開けたところを手力雄命が岩戸を取り除き、再び世に光が戻った... |
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『天安河原』(あまのやすかわら) |
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岩戸に隠れた天照大神を説得するため、八百万の神が神議を行ったと伝えられる大洞窟『天安河原』 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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高千穂・真名井の滝 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ホテルはこの旅行で唯一旅行会社で決めらている『ホテル神州』 町の中ほどにあり古風で相当年代もののホテル。15:00チェックイン5階の客室に通される。 夜おそくまでかかりそうな神楽見物予定なので昼寝して準備する。 17:30〜神楽見物に行くので早めに夕食。 19:30 宿から2〜3百メートル下ったところにある高千穂神社へ小雨の中歩く。 かがり火が焚かれた間を境内へ。受付で料金を支払い座敷へ上がる。先客が数名。広い座敷にストーブを囲んで待つ。すこしづつ人が集まり始めて開演前には20〜30人の観客。 20:00司会の長老が舞台上で簡単な神楽の説明があり、笛や太鼓で神楽が始まる。 神話をそのまま踊りにした内容。 |
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『高千穂神社夜神楽』 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
天照大御神が岩屋に篭り世が闇に閉ざされ、困った八百万の神々が天安河原に集まり相談をする。そして岩屋の前で天鈿女命が舞い踊り、その様子を見ようと天照大御神が岩戸を少し開けたところを手力雄命が岩戸を取り除き、再び世に光が戻る。 |
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高千穂の神楽は21:00終演。なかなか面白い経験だった。 歩いて宿へ、外から見るとホテルの窓の灯りは一つだけ。灯りの漏れているのうちの部屋、ということは宿泊客はうちだけ。傘を返して玄関を入るとホテルの方がにこやかに迎えてくれる、うちだけで申し訳ない気持ち。浴衣に着替えてMと二人地階の大浴場へ、やはり誰もいないお風呂、逆に落ち着かない。 よく暖まって早めに寝る。 15日朝 6:30起床 ラジオ体操をして1階レストランで朝食。 広い食堂もMと二人だけ。 8:30荷造りしてチェックアウト。 「頑張って営業続けてください」とエールを心の中から送って宿を後にする。 |
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↓ レンタカーで移動
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Second Life |
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九州8日目の阿蘇、今日は快晴、絶好のドライブ日和。 高千穂から325号を高森〜草千里ヶ浜へ、雲海や牛馬の放牧場など見ながら快適な阿蘇周遊道路ドライブ何度も駐車・散策をしながら57号を熊本へ向う。 |
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生まれて初めての雲海! |
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阿蘇・草千里ヶ浜 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
高千穂から325号を高森〜草千里ヶ浜へ、雲海や牛馬の放牧場など見ながら快適な阿蘇周遊道路ドライブ何度も駐車・散策をしながら57号を熊本へ向う。 11:00頃熊本城到着車を置き市内へ銀座通りを散策。 |
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味千ラーメン |
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後熊本の味千ラーメンで昼食。 豚角煮ラーメン&味千ラーメン食べる。(中国・杭州での味千⇒)濃厚で脂っこい。 |
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お城に歩いて戻る。 下からゆっくり見学しながら天守閣に上がり熊本市内360°の展望台へ。 |
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熊本城 |
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清正 像 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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熊本城天守閣から |
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熊本城見学して次に熊本市郊外の雲巌禅寺へ行く。 宮本武蔵が晩年裏手の洞窟に篭り『五輪の書』を執筆し始めた洞窟のある雲巌禅寺。 吉岡英二の小説では岡山生まれと書かれているが『五輪の書』には播磨(兵庫)生まれと記されている。64歳の生涯は波乱に満ちていたが晩年熊本在住の5年間は細川城主に厚遇を受け穏やかに余生を送られたようだ。『五輪の書』は武蔵が亡くなる2年前の作。 |
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雲巌禅寺の裏山にある洞窟。宮本武蔵はこの洞窟に籠もり「五輪書」を書き始める。 |
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霊巌洞 |
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霊巌洞を出てのどかな寺前の道を散策、玉名温泉に向う、途中道端の小さなスーパーでお水代わりに食べているみかんを又大量に買う。九州のみかんは安くて美味しい。 15:30玉名温泉 尚玄山荘チェックイン。 |
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2階建ての新しい旅館、従業員の態度もてきぱき気持ちいい。 案内された部屋は2階で前一面はよく手入れされた庭が眺められる。 早速お風呂へ。 それ程大きくないお風呂だが静かで、庭に面して露天風呂もあり、打たせ湯があったのでしばし肩にあてる。 しずかにゆっくりはいれるお風呂は本当に疲れがよく取れる。 |
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夕食は18:00〜部屋で。 |
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料理もお風呂も部屋もサービスも良く、それで料金も安くこんないい宿はめったにない。九州はこんな宿が多くありがたい。 今日も気持ちよく寝られそうだ。 |
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玉名温泉:尚玄山荘 |
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明日はいよいよ 天草に渡る。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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